情報が本当かを自分で調べる④

今回は4回目です。まずは、以前調べた厚生労働省の「人口動態調査」のWebサイトを開きます。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1.html

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今度はこのページの真ん中あたり「調査の結果」見出しの「結果の概要」 をクリックします。
下記のページが表示されます。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html

ページの下の方に、「人口動態統計速報」見出しがあります。年月が一覧表示されています。
この上に「人口動態統計月報(概数)」なる見出しがあり、同様に年月が一覧表示されていますが、こちらは使いません(こちらからは月の「累積」の表に辿り着くので)。
「人口動態統計速報」の最新の令和5年の12月をクリックします。

スクリーンショット 2023-03-13 8.46.57

 

 

表示されたページの下の方に「図表データのダウンロード」見出し下の「当月分及び当月を含む過去1年間(12ヶ月)の動向」(エクセルファイル)をクリックすると、「202212.xlsx」名のエクセルファイルがダウンロードされます。
さて、このファイルを開いてみましょう。

スクリーンショット 2023-03-13 8.57.21

②で見つけたエクセルの表と似ていますが、こちらは月ごとの集計数字になっています。
それでは、「死亡者の過去3年の月別数推移のグラフ」を作ってみます。

このシートの5、6、7行目を削除。→ 令和4年の上のセルに「西暦」を入力 → 令和●●を西暦に変更(後に10年程度比較するので)  と編集したシートが下記となります。

スクリーンショット 2023-03-13 9.07.07

このシートで、「C4からO7」を選択します。

スクリーンショット 2023-03-13 9.07.53

この状態で、メニューの「挿入」→ 「おすすめグラフ」→「折れ線グラフ」を選択します。
サイズや色などは違うかもですが、多分こんな折れ線グラフが表示されましたね。

スクリーンショット 2023-03-13 9.10.18

折れ線グラフの青色が2022年です。3年間の8月を見ると2022年は「高め」ですね。

しかしこれは、偶然の「ブレ」かもです。それでは、https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.htmlに戻って

「人口動態統計速報」から対象年月をずらして同じようにエクセルファイルがダウンロードしてできる限りデータを集めます。平成21年12月から表示されるページが最も以前のエクセルファイルとなります。

このファイルには平成19年(2007年)の1月からのデータが記載されています。少し手間はかかりますが、以降3年ごとの12月のエクセルファイルを集約すると、下記のように12年間の「年月別死亡者数(速報値)」の一覧表ができます。

スクリーンショット 2023-03-15 7.19.16

そしてこの表から12年間のグラフを作りましょう。

スクリーンショット 2023-03-15 7.20.34

最上の「赤色」が2022年です。過去12年間を並べたら、年単位でも多いように見えますね。

その中でも他年とかなり多く見える8月だけを抜き出して、次回は数理統計分析を行いましょう。