今回は4回目です。まずは、以前調べた厚生労働省の「人口動態調査」のWebサイトを開きます。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1.html
今度はこのページの真ん中あたり「調査の結果」見出しの「結果の概要」 をクリックします。
下記のページが表示されます。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html
ページの下の方に、「人口動態統計速報」見出しがあります。年月が一覧表示されています。
この上に「人口動態統計月報(概数)」なる見出しがあり、同様に年月が一覧表示されていますが、こちらは使いません(こちらからは月の「累積」の表に辿り着くので)。
「人口動態統計速報」の最新の令和5年の12月をクリックします。
表示されたページの下の方に「図表データのダウンロード」見出し下の「当月分及び当月を含む過去1年間(12ヶ月)の動向」(エクセルファイル)をクリックすると、「202212.xlsx」名のエクセルファイルがダウンロードされます。
さて、このファイルを開いてみましょう。
②で見つけたエクセルの表と似ていますが、こちらは月ごとの集計数字になっています。
それでは、「死亡者の過去3年の月別数推移のグラフ」を作ってみます。
このシートの5、6、7行目を削除。→ 令和4年の上のセルに「西暦」を入力 → 令和●●を西暦に変更(後に10年程度比較するので) と編集したシートが下記となります。
このシートで、「C4からO7」を選択します。
この状態で、メニューの「挿入」→ 「おすすめグラフ」→「折れ線グラフ」を選択します。
サイズや色などは違うかもですが、多分こんな折れ線グラフが表示されましたね。
折れ線グラフの青色が2022年です。3年間の8月を見ると2022年は「高め」ですね。
しかしこれは、偶然の「ブレ」かもです。それでは、https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.htmlに戻って
「人口動態統計速報」から対象年月をずらして同じようにエクセルファイルがダウンロードしてできる限りデータを集めます。平成21年12月から表示されるページが最も以前のエクセルファイルとなります。
このファイルには平成19年(2007年)の1月からのデータが記載されています。少し手間はかかりますが、以降3年ごとの12月のエクセルファイルを集約すると、下記のように12年間の「年月別死亡者数(速報値)」の一覧表ができます。
そしてこの表から12年間のグラフを作りましょう。
最上の「赤色」が2022年です。過去12年間を並べたら、年単位でも多いように見えますね。
その中でも他年とかなり多く見える8月だけを抜き出して、次回は数理統計分析を行いましょう。